2006年02月
2006年02月22日
【KYOTO★STYLE】『春を感ずる野辺遊び』上賀茂神社・燃灯祭(乙子神事)
春を感ずる野辺遊び
こんばんは。本日は雨だ雨だと言われておりましたが、とても天気も良くなり、
青空が見えておりました。春らしい非常に暖かな天候でした。
今回は先日に執り行われました「上賀茂神社」での神事を御紹介致します。
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こんばんは。本日は雨だ雨だと言われておりましたが、とても天気も良くなり、
青空が見えておりました。春らしい非常に暖かな天候でした。
今回は先日に執り行われました「上賀茂神社」での神事を御紹介致します。
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2006年02月21日
2006年02月20日
【お知らせ】『京の暦 Wiki』を更新しました。
『京の暦 Wiki』を更新しました。
久々に『京の暦 Wiki』を更新致しました。
チョコチョコと更新してゆければと思っているのですが、なかなか進みませんね…
取りあえず、3月の暦の分を更新しておきました。
花灯路に関して記述してませんね。また後日追記しておきます。
★京の暦 Wiki
HP:京の暦 Wiki
久々に『京の暦 Wiki』を更新致しました。
チョコチョコと更新してゆければと思っているのですが、なかなか進みませんね…
取りあえず、3月の暦の分を更新しておきました。
花灯路に関して記述してませんね。また後日追記しておきます。
★京の暦 Wiki
HP:京の暦 Wiki
【京の月めくり】『3月は涅槃会』
3月は涅槃会
★京の暦Wiki・3月分を更新致しました。
もし宜しければ、こちらの方も宜しく御願いを致します。京の暦 Wiki
京都の3月は、ひな祭りに始まり、お釈迦様が入滅された日があり、
その日を涅槃会として、多くの寺院で法要が営まれます。
> | > | color(black):''2006年 3月'' |
color(black):1 | color(black):水 | color(black):真如堂涅槃図公開(真如堂)[〜31日]~~宝鏡寺雛祭り・春の人形展(宝鏡寺)[〜4/3] |
color(black):2 | color(black):木 | color(black):関白忌(平等院) |
color(black):3 | color(black):金 | color(black):ひいな祭(市比売神社)~~流しびな(下鴨神社)~~春桃会(三十三間堂) |
color(black):4 | color(black):土 | - |
color(black):5 | color(black):日 | - |
color(black):6 | color(black):月 | - |
color(black):7 | color(black):火 | - |
color(black):8 | color(black):水 | - |
color(black):9 | color(black):木 | color(black):雨乞祭(貴船神社) |
color(black):10 | color(black):金 | color(black):芸能上達祈願祭(虚空蔵法輪寺) |
color(black):11 | color(black):土 | - |
color(black):12 | color(black):日 | - |
color(black):13 | color(black):月 | color(black):十三まいり(虚空蔵法輪寺)[〜5/13] |
color(black):14 | color(black):火 | color(black):涅槃会(泉涌寺)[〜16日]~~釈迦涅槃会(東福寺)[〜16日] |
color(black):15 | color(black):水 | color(black):涅槃会・嵯峨大念仏狂言・お松明(清涼寺)~~青龍会(清水寺)[〜17日・4/3] |
color(black):16 | color(black):木 | - |
color(black):17 | color(black):金 | color(black):古渓忌(大徳寺・大仙院) |
color(black):18 | color(black):土 | color(black):彼岸会(東本願寺)[〜24日] |
color(black):19 | color(black):日 | color(black):春季彼岸供養会(不思議不動院) |
color(black):20 | color(black):月 | - |
color(black):21 | color(black):火 | color(black):春分の日~~和泉式部忌(誠心院) |
color(black):22 | color(black):水 | color(black):千本釈迦念仏(千本釈迦堂) |
color(black):23 | color(black):木 | - |
color(black):24 | color(black):金 | - |
color(black):25 | color(black):土 | color(black):五穀豊穣祈願祭(吉祥院天満宮)~~【はねず踊りと観梅(随心院)[25日:奉納舞/26日:はねず踊り]】 |
color(black):26 | color(black):日 | color(black):はねず踊りと観梅(随心院) |
color(black):27 | color(black):月 | - |
color(black):28 | color(black):火 | - |
color(black):29 | color(black):水 | - |
color(black):30 | color(black):木 | - |
color(black):31 | color(black):金 | - |
2006年02月18日
【雑談】『平安時代の遊びを想像してみる』
平安時代の遊びを想像してみる
先日「上賀茂神社」におきまして『燃灯祭』という神事が執り行われました。
これは平安時代から実際に行われている野辺遊びを神事化したお祭りです。
春の訪れを、この遊びで感じ、歌にしたためていたともいわれています。
このような神事を拝見させて頂いていますと、当時の人々がどれだけ感性が
深く、自然を深く感じていたのかということが見られるように思います。
神事としては大きな行事ではないのですが、少しでも昔の文化人や貴族の
遊びを知る事で当時の様子やその情景を少し知る事が出来たように思います。
また、こちらの神事の様子は、後日まとめて御紹介をしたいと思います。
先日「上賀茂神社」におきまして『燃灯祭』という神事が執り行われました。
これは平安時代から実際に行われている野辺遊びを神事化したお祭りです。
春の訪れを、この遊びで感じ、歌にしたためていたともいわれています。
このような神事を拝見させて頂いていますと、当時の人々がどれだけ感性が
深く、自然を深く感じていたのかということが見られるように思います。
神事としては大きな行事ではないのですが、少しでも昔の文化人や貴族の
遊びを知る事で当時の様子やその情景を少し知る事が出来たように思います。
また、こちらの神事の様子は、後日まとめて御紹介をしたいと思います。
【京言葉】『よばれる』
よばれる
京都に住んでいますと、京言葉の違いというものを改めて感じる事が多くあります。
以前から御紹介をしている通りに、その遭遇する場面によって、意味が変わってくる
言葉は日常的に使われています。
本日は、そんな言葉をまた一つ御紹介をしておきましょう。
それが、今回御紹介をする『よばれる』という言葉です。
普通に漢字にして考えますと、すんなりと普通の意味が浮かび上がります。
もちろん「呼ばれる」という漢字です。
ということから「招待される」という意味が、
まず京都の日常、または、通常一般的にも使われやすいと思われます。
よく京都では「およばれ」という言葉が使われます。
これがいわゆる「招待された」ということです。
特に、文化人の方々ではこういう表現が多いのではないかなと思います。
さてさて、これだけで終わらないのが京言葉なんです。
この「招待される」という意味から転じてくる意味がもう一つございます。
それが『御馳走になる』という意味です。
よく帰ってきて夕飯が要らないのかどうかを尋ねる時などに、
「今日は、どっかでよばれてきたん?」等と聞いてきます。
これが「どこかでごちそうになったの?」という意の京言葉の典型的尋ね方です。
この意味の上に、更に意味合いが深みを増すのが「いただきなさい」という意味。
よく親戚の家などで御馳走を頂く時に、少し話が盛り上がってなかなかお料理に
手が付けられない時に「はよ、よばれなさい。」と上の人から急かされます。
美味しい料理が目の前にあるのに、冷めてしまったり時間が経ったりすると、
せっかくの料理も味が落ちてしまいますからね。
私もよく親戚の集まりに行った時に、母に急かされたものです。
*参考文献
入江敦彦『KYOのお言葉』マガジンハウス
京都商工会議所『京都・観光文化検定試験』淡交社
京都に住んでいますと、京言葉の違いというものを改めて感じる事が多くあります。
以前から御紹介をしている通りに、その遭遇する場面によって、意味が変わってくる
言葉は日常的に使われています。
本日は、そんな言葉をまた一つ御紹介をしておきましょう。
それが、今回御紹介をする『よばれる』という言葉です。
普通に漢字にして考えますと、すんなりと普通の意味が浮かび上がります。
もちろん「呼ばれる」という漢字です。
ということから「招待される」という意味が、
まず京都の日常、または、通常一般的にも使われやすいと思われます。
よく京都では「およばれ」という言葉が使われます。
これがいわゆる「招待された」ということです。
特に、文化人の方々ではこういう表現が多いのではないかなと思います。
さてさて、これだけで終わらないのが京言葉なんです。
この「招待される」という意味から転じてくる意味がもう一つございます。
それが『御馳走になる』という意味です。
よく帰ってきて夕飯が要らないのかどうかを尋ねる時などに、
「今日は、どっかでよばれてきたん?」等と聞いてきます。
これが「どこかでごちそうになったの?」という意の京言葉の典型的尋ね方です。
この意味の上に、更に意味合いが深みを増すのが「いただきなさい」という意味。
よく親戚の家などで御馳走を頂く時に、少し話が盛り上がってなかなかお料理に
手が付けられない時に「はよ、よばれなさい。」と上の人から急かされます。
美味しい料理が目の前にあるのに、冷めてしまったり時間が経ったりすると、
せっかくの料理も味が落ちてしまいますからね。
私もよく親戚の集まりに行った時に、母に急かされたものです。
*参考文献
入江敦彦『KYOのお言葉』マガジンハウス
京都商工会議所『京都・観光文化検定試験』淡交社